吃音症を抑える為に試したこと(吃音症を治すのではなく、軽減する)

吃音

こんにちは、ゆーきと言います。

このページでは、吃音持ちの僕が、吃音を抑える為に試したことを独り言のように書いていきます。

吃音に悩む全ての人に、少しでもお力添えになれば嬉しいです。

早速、中身に入っていこうと思います!

本題に入る前に、、、

早速中身に入っていこうと思います!と書いた手前大変恐縮ですが、大前提のお話をさせて下さい。

最初に書いておきますが、このページでは吃音症を治す方法は一切書いておりません。
吃音を抑える方法に関して書いており、吃らないで喋るために色々トライしたことを書いております。

「吃音症を完治できる方法があるの?」と期待している人がいるかと思い、予め記載させていただきます、、。

吃りにくい発声方法の習得

僕は高校生くらいの時に、吃りにくい発声法を身に付けました。

人それぞれ発声しやすい方法は変わると思いますので、参考程度で見て頂ければと思います。

僕の場合は、”ゆっくり落ち着いて”、”なるべく低い声で”、”なるべく息継ぎを多くする”ことで吃りにくくなりました。
“ゆっくり落ち着いて”は文字通りですので補足は省きます。

“なるべく低い声で”というのは、具体的に言うと、喉に軽く力を入れて、喉ぼとけを外側に突き出すイメージで発声する感じです。

難しいと思いますが、イメージとしては「渋い声出してみて?」と言われた時に発声するイメージに似ていると思います。

続いて、”なるべく息継ぎを多くする”についてですが、これは話す文量の一文一文を短くするイメージです。
一文一文が短いと、その分息継ぎをする回数も増えます。

「昨日飲み会で、遅くまで飲んでて、今朝から頭痛くてさ、頭痛薬飲んだけどまだちょっと頭痛いよ。」
「昨日飲み会だったんだ。結構遅くまで飲んでたよ。今朝から頭痛くて、頭痛薬飲んじゃったよ。それでもまだ痛いや。」

上の文と下の文、話の内容は全く同じですが、下の方が一文一文が短いので、息継ぎするタイミングが多いです。

落ち着きたいときに深呼吸をするのと同じで、こまめに息継ぎできた方が、僕は吃りにくくなります。

繰り返しになりますが、人それぞれ吃りにくい話し方が変わってくると思うので、参考程度で見て頂けると嬉しいです。

吃りやすい言葉は”意味合いが似ている言葉”で代替する

人それぞれ、吃りやすい言葉があると思います。

僕の場合は、あ行で始まる言葉が吃りやすいです。
「ありがとうございます」、「おはようございます」、「いってきます」などです。

吃りやすい言葉を使う時は、意味合いが似ている言葉で代替しています。

「ありがとうございます」なら「どうもありがとうございます」とか、「いってきます」なら「じゃあね」とか、、。

服屋に行った時やカフェに行った時は、「S,M,L」は「スモール、ミディアム、ラージ」って言ってます。(笑)

意味合いが似ていれば、伝えたいことは正確に伝わるので、自分なりに工夫して吃りやすい言葉をなるべく使わないようにするといいかもしれません。

吃りやすい文字はそもそも発音しない

【吃りやすい言葉は、意味合いが似ている言葉で代替する】、に少し似ていますが、そもそも吃りそうな文字は言わないという作戦です。

「ありがとうございます」なら「りがとうございます」、「おはようございます」なら「はようございます」、「いらっしゃいませ」なら「しゃいませ」と言った感じです。

文面ベースだと、頭文字あるのと無いのとでは大きいな違いですが、会話ベースだと案外平気です。

現に、僕は高校生くらいからこの手法を使っていて、「ちゃんと”あ”もつけて”ありがとうございます”って言え!」などと説教されたことはありません(笑)

一応、大学の頃は、某アパレルショップの”ユニ〇ロ”や謀焼肉チェーン店の”牛〇”でバイトしておりましたが、社員の方に言葉の指摘をされることはありませんでした。

「りがとうございました~!」とか言ってても平気な顔していれば、案外バレないもんです(笑)
あ、補足ですが、元気よくエネルギッシュに言うと、よりgoodです。

吃りそうな音が決まっている人は、頭文字を無くしてみるのを試してみて下さい。

吃りそうな時は上手くごまかす

吃音持ちの人なら分かると思いますが「今喋ったら絶対吃る、、」って瞬間ありますよね。
僕は結構あります。

そういった時、大抵僕は吃ってでも発言しているのですが、激しく吃りそうだなって時は、言いたいことが忘れてるフリをよくします(笑)

例えば、「民族料理のことカタカナでなんて言うんだっけ?」という質問をされたとします。
答えは「エスニック料理」です。

ただ、「エスニック料理」という答えは知っていても、上手くそれが発声できないとします。

こういった時、大抵僕は「(あ、エスニック料理のことだ)あ~、知ってるよそれ。あれ、なんだっけ、あれ(やばい吃りそう)。あれだよあれ、小さい”ツ”が入るやつ。あ!エスニック料理!(すんなり言えた!)」って感じで話してます(笑)

文面にすると何やってんだという感じですが、会話になると全然違和感ないのですごいですよね。

吃りそうだなって時はやってみてください。

終わりに

これまで僕が吃音を抑える為にトライしてきたことを殴り書きしてみました。

今回書いた4つはほんの一部に過ぎなくて、他にも色々トライしています(笑)
試した結果、良い結果を生んだこともあれば、あまり上手くいかなかったこともあります。

吃音を抑えたくて色々試した経験が、吃音症の人たちなら必ずあると思います。
吃音持ちの人にとって、このページが少しでも役に立ったら嬉しいです。

最後まで見て頂きありがとうございました!

勇気

20代(独身)。コンサルティングファームの社員。小さい頃からサッカーが好き。ポジションはFWでした。

主に吃音のことや、筋トレ・勉強といった自分磨き、コンサル領域について発信しています!

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